忘年会シーズンになると、お酒の席でうっかりワインをこぼしてしまうこともありますよね。特に赤ワインのシミは残りやすいので、早めの対処が大切です。以下の方法で、ワインのシミを応急処置し、シミが残るのを防ぎましょう。
1. すぐに水で洗い流す
シミができたら、できるだけ早く冷たい水で洗い流すことが大事です。シミ部分を裏側から流水で流し、繊維に染み込む前にワインを押し出すようにしてください。こすらないように注意し、軽く叩くようにして処理します。
2. 炭酸水を使う
炭酸水は赤ワインのシミに非常に効果的です。シミに直接炭酸水をかけて、泡の力で汚れを浮かせます。この方法は、早めに行うことでワインの色素が繊維に定着するのを防ぎます。炭酸水がない場合でも、水で早めに対処するのが重要です。
3. 酸素系漂白剤を使用する
水や炭酸水でシミが完全に落ちない場合、酸素系漂白剤を使いましょう。漂白剤を水に溶かし、シミができた部分を浸けておきます。酸素系漂白剤は、繊維を傷めずに色素を分解してくれるので、白物や色柄物どちらにも使えます。ただし、使用前に衣類のケアラベルを確認し、素材によって適した方法を選んでください。
4. 洗剤でさらに対応
酸素系漂白剤を使用した後、家庭用の洗剤でシミ部分を洗います。シミ部分に直接洗剤を少量塗り、やさしく叩くようにして浸透させます。その後、水でしっかりと洗い流し、残った汚れがないか確認してください。
5. プロのクリーニングへ
もし応急処置でシミが完全に落ちない場合や、大切な衣類であれば無理をせず、プロのクリーニング店へ持ち込みましょう。専門的な技術で、ワインのシミをしっかりと取り除いてくれます。
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楽しい忘年会でも、ワインのシミができてしまうと気になるもの。ですが、この応急処置を知っていれば、慌てずに対処することができます。シミが繊維に定着しないよう、早めの処置を心がけてくださいね。