暑い夏、強い日差しを和らげてくれた日傘。紫外線から肌を守る大切な相棒も、汗や皮脂、そして突然のにわか雨などで、意外と汚れがついています。シーズンオフに入る前に、きちんと手入れをしておくと、来年も気持ちよく使えます。
1. 表面のホコリを落とす
まずは軽く広げて、柔らかいブラシや乾いた布で表面のホコリを落とします。特に布と骨組みの付け根には細かいゴミが溜まりやすいので丁寧に。
2. 汚れをやさしく拭き取る
水で薄めた肌を「想う洗剤e・ga・o」などの中性洗剤を柔らかい布につけ、気になる部分を軽くポンポンと叩くように拭きます。強くこすると撥水加工が落ちやすいので注意。最後に固く絞った布で洗剤を拭き取っておきましょう。
3. しっかり乾燥させる
日傘は湿気が大敵。風通しの良い日陰で、完全に乾くまで広げて干してください。骨組みのサビ防止にもつながります。
4. 撥水スプレーで仕上げ
雨の日にも使った日傘は、仕上げに市販の撥水スプレーを吹きかけておくと安心。来年の突然の雨にも対応できます。
5. 保管はケースに入れて
完全に乾いたら、専用ケースに入れて保管。直射日光や湿気の多い場所を避けると、生地や骨組みが長持ちします。
夏を支えてくれた日傘に、少しのひと手間をかけることで、来年もきれいに、そして安心して使えます。お気に入りの日傘だからこそ、シーズン終わりにしっかりケアしてあげたいですね。